全国Q地図
報道発表資料全国Q地図

お手元の標高データから赤色立体地図等の作成が可能になりました

全国Q地図では、お手元の標高データ(GeoTIFFファイル)や基盤地図情報(標高)のXML/GMLファイルを全国Q地図の地図画面にドラッグ&ドロップするだけで、赤色立体地図等として表示できる機能の提供を開始しました。

お手元の標高GeoTIFF(.tif)4枚をドラッグ&ドロップし、MPI赤色立体地図を作成した画面(東京都青ヶ島村。標高データ:東京都「東京都デジタルツイン実現プロジェクト 島しょ地域点群データ」グリッドデータ(0.50m)、CC-BY)
お手元の標高GeoTIFF(.tif)4枚をドラッグ&ドロップし、MPI赤色立体地図を作成した画面(東京都青ヶ島村。標高データ:東京都「東京都デジタルツイン実現プロジェクト 島しょ地域点群データ」グリッドデータ(0.50m)、CC-BY)

全国Q地図を開く ※ページを開いたら、お手元の標高GeoTIFF(.tif)や基盤地図情報(標高)DEMのXML/GMLファイルを、地図の上にドラッグ&ドロップしてください。

1 背景・目的

全国Q地図は、国土地理院や林野庁、都道府県等が公開する標高データを選択して、赤色立体地図等の地形表現をブラウザ上で高速に閲覧できるようにしています。しかし、この方法で閲覧できるのは、タイル配信されていて全国Q地図にレイヤ追加されている標高データに限られていました。

行政機関や事業者等が保有する標高データについては、専用のGIS(地理情報システム)ソフトウェアを用意しなければ、赤色立体地図等として確認できませんでした。

そこで、お手元の標高データ(GeoTIFFファイル)や基盤地図情報(標高)数値標高モデルのXML/GMLファイルを、全国Q地図の地図画面へドラッグ&ドロップするだけで、各種地形表現をその場で作成して表示できる機能を用意しました。

なお、読み込んだ標高データは、お使いのブラウザ内だけで処理され、全国Q地図のサーバーへ送信されることはありません。

2 対応する地形表現

読み込んだ標高データは、次の8種類の地形表現で確認できます。

  • 赤色立体地図
  • MPI赤色立体地図
  • 赤色立体地図(段彩版)
  • MPI赤色立体地図(段彩版)
  • CS立体図
  • CIマップ
  • 斜度(傾斜量)図
  • 傾斜区分図

読み込んだ後に地形表現を切り替えることが可能で、傾斜区分図を除く7種類は実体視(2画面表示による立体判読。詳細)にも対応しています。

3 対応するファイル形式

形式拡張子対応内容
標高GeoTIFF.tif, .tiff単一バンド(浮動小数点、又はカラーマップの無い16/32bit整数)、又は浮動小数点2バンド(標高+マスク)。無圧縮・LZW・Deflate・PackBits圧縮に対応。位置情報がTIFF自体に埋め込まれていない場合は、ワールドファイル(.tfw/.tifw/.wld)と座標系ファイル(.prj)を同時にドラッグ&ドロップすることで対応可能
基盤地図情報(標高)数値標高モデル.xml国土地理院の基盤地図情報ダウンロードサービスで取得できるDEM1A/1B/1C・DEM5A/5B/5C・DEM10A/10B等のGML/XML形式
  • 国土基本図郭ごとの標高データなどは、複数ファイルを同時にドラッグ&ドロップすることで、1つの結合されたシームレスなレイヤーとして読み込めます(座標系・解像度・ピクセル格子の位相が全ファイルで一致している場合。一致しない場合は、その旨を知らせた上で個別のレイヤーとして読み込まれます)。
  • 一度読み込んだデータはPMTilesとしてダウンロードでき、次回はそのPMTilesを読み込むだけで、高速に表示できます。

4 想定される活用シーン

  • 測量業者が、標高データを納品する前の点検用として
  • 行政機関が、測量業者から納品された標高データの確認用として
  • 地形研究者が、ドローンLiDAR測量等により取得・作成した標高データの地形判読・実体視用として

5 公開開始日

2026年9月20日

6 その他

利用条件

Q地図タイルは、多くの場合、適切な出典を記載するだけでお使いいただけます。詳細は「全国Q地図の転載や利用許諾について」を御覧ください。お手元の標高データを読み込んで作成した地形表現を利用する場合は、元データの提供元・利用条件に従うとともに、全国Q地図で作成した旨を明示してください。

問合せ先

全国Q地図管理者
メール: administrator020113 ★ qchizu.jp(★を@に)